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禅的体操の基本メニュー


体操教室でしています体操をいくつか紹介します。


禅的体操の基本メニューその1

循環器運動
手足を心臓よりも上にあげた運動。
手足のむくみをとり心臓循環器系の機能を高めます。

準備姿勢

壁から30センチにおしりをおいて、仰向けに寝て壁に両足をもたれかけさせる。
両手も天井に向けて上げる。

それではスタート

1 手首足首を反らして、反らしながら両手両足を観音開きする。10回
2 手首足首を揃えたまま、ワイパーのように動かす。10回
3 片方の足を床スレスレに開き、ギリギリの角度で開閉する。片側5回
 最後は開いて10センチほどだけ浮かせて数秒持続。
 そしてドサッと脱力。
4 左手と右膝の屈伸。踵、掌でゆっくり天井を押し上げる。10回
 反対の手足も同様に。
5 足首の運動。両足裏を壁につける動きと反らす動きをくりかえす。20回
 両手首も足首につきあう。
6 左右交互に、同様の運動。20回
7 両かかとをくっつけ合掌合蹠。その逆の甲と甲を交互に。10回
8 足の指の屈伸運動。足首は動かさない。20回 
 両腕は開き、肘を軽く曲げて床スレスレで浮かす。
9 四本指(人差し指〜小指)と親指を交互に曲げ反らす。20回
10 合掌して手のひらを押し合う。  押し合いながら頭の上まで伸ばす。
  そのまま押し合いながらみぞおちへ移動。5回

放下運動
おへそウインクをしながら、ふわっと動いてバサッと脱力します。
からだ全体をおへそが引っ張って動かし、次にその力を開放することで、完全にリラックスできるからだに近づけます。

準備姿勢
床に、仰向けに寝て 「大の字」 になる。
両手掌は天井に向ける。手足は力を入れない。

それではスタート
おへその裏を床にくっつける。
とにかく、おへそを閉じる(ウインクする)。
すると、手足がスーッと浮くので、浮いたらバサッと脱力する。

注意:背中を反らせてはいけない。手足に力を入れてもいけない。これを守らないと、腰を痛めるので注意。

立ち魚運動
立って魚の動きをするので「立ち魚運動」といいます。柔らかいからだをつくります。

準備姿勢
立っても、中膝でも、どちらでもよい
頭の上に、両手をからめて掌を天井に向けて置く。手で頭を押さえつけないように注意。
手がだるければ、頭の後ろにおいてもよい。

それではスタート
片足になって、背骨を左右にクネクネゆらゆらと揺らす運動。 50回程度。

注意:この運動は、気血が下がっている人、血圧の低い人、胃の弱い人にとても有効です。逆に気血の上がっている人、血圧の高い人は、しないほうがよい運動です。

寝転んでする、バスタオルを使っての「背骨ゆらゆら」運動は、これの簡単バージョンということになります。(したい人はこちらを参照。)   こちらは、どんな人にもOKです。



立禅・微腹圧呼吸
自分の中心軸と重心線とを重ねていきます。意識を内側に向けていくためにとてもいい運動です。

準備姿勢
足を肩幅に開き、つま先は並行になるように。
肩の力は抜いて、膝はゆるめておく。

それではスタート
立禅は、
目を半眼にして、ゆったりと腹式呼吸。意識を丹田に集中して、自分のからだの変化を観察しつづける。

中腰立膝で、少し後ろに軸を倒して行う方法での立禅は、微腹圧呼吸になる。

ガマの昼寝
東洋医学でいうからだ中の陰側経絡群を全て動員する体操です。加齢で弱る部分をトレーニングします。

準備姿勢
仰向けに寝て両足の裏をくっつける。
両手も天井に向けて頭の横くらいに置く。できれば、両手の甲がくっついた状態で指を絡め、頭の上に置くと、もっとよい。
天井から自分の姿を見たら、数字の”8”になっているとよい。

それではスタート
そのかたちのまま、おへその裏をひいて(おへそウインクして)床に着ける。
踵を床につけたまま、
膝を天上方向に5センチから10センチもどすようにする。
余裕があれば、腕全体を床スレスレに浮かせる。
さらに余裕があれば、頭も床スレスレに浮かせる。
そのまま、しばらく持続。
呼吸はゆっくり、大きく腹式呼吸で。


禅的体操の基本メニューその2
 
 
骨盤ジャンプ
インナーマッスルのトレーニングです。
力まずに、お腹の奥をつかってリズミカルに飛び跳ねてみましょう。腰を立てる筋肉を作るのにとても良い運動です。


準備姿勢
仰向けに寝て、両膝を胸の前におりまげる。(腿・膝が直角になるように)
両手は軽く天井にあげておく。
 
それではスタート
足が天井に近づくように、おへその下を使ってジャンプする。
まず10回。
お腹の表面が硬くならないように行うのがポイント。

卍呼吸法
肺活量を増やす呼吸法です。からだがねじれていて上半身の歪みが大きい人は、この呼吸をすると整います。しおわったあと、呼吸が深くなっていることに気づくはずです。

準備姿勢
仰向けに寝て手足で卍の形を作る。 天井から自分の姿を見ると卍の形になっているように。
 
それではスタート
そのかたちのまま、おへその裏を少しひく。
腕が上に曲がっている側の胸が大きく動くことを意識して、深呼吸。

腰歩き
腰周辺を柔軟にする運動です。

慣れてきますと、骨盤内のインナーマッスルが使えるようになりますので、腰痛対策には欠かせません。
運動量はけっこう多いので、雨天時にジョギングがわりにおすすめですね。

準備姿勢
床に足を投げ出して座る。足が前に伸びた状態。
腰を立てて、肩の力はぬいて、目線は下げないように。

それではスタート
お尻で、前に歩いていく。
1歩づつていねいに、座骨でコツコツ(?)と。

肩甲骨はがし
加齢とともに猫背になりがちです。上半身の力みをとり、固まっている肩甲骨を動く肩甲骨に変えていきます。
肩凝り、五十肩の防止にも役立ちます。

準備姿勢
まず仰向けに寝る。
片足(左)を反対の床(右側の床)に置く。
腰がねじれて、胸はひらいた形。

それではスタート
腕(左)を床すれすれに大きく開閉。
手の甲が床を擦るような動き。
ゆっくり、均一のスピードで。
動きの悪い箇所をみつけたら、その箇所で止めて人差し指で宙に円を描くようにするとよい。

骨盤ダンス
からだの中心軸を作るためにしてほしいトレーニングです。
なかなか自分の軸を意識できませんが、この動きをくりかえすことで軸意識がやしなわれます。
毎日つづけていくと、立つことが楽しくなってくることを発見してうれしくなります。

準備姿勢
両足をそろえて立つ。
反り腰になったり、腰を曲げたりしないで。
おへその下を少し引くようにして、からだの軸を垂直にし
力まないで、あごを引いて、目線はまっすぐに。
柱などの垂直に立っている たての線を見ながら行うとやりやすい。

それではスタート
片足に重心を載せる。
腰が横揺れしないように注意して、
背骨の横の筋肉をたてに動かす。ピストン運動のような動きをする。
膝は曲げない。が、必要以上に膝に力を入れないで行う。
かかとは地面から離れない。
片足20から30が一応の目安。やりづらい方を更に20回。


水平足ふみ
腰のインナーマッスルのトレーニングです。加齢とともに前傾姿勢になりがちですが、この運動をすると、足裏の重心位置が後方の定位置をキープできます。
つまずきやすくなってきた人に、とても有効です。腰痛のある人にも是非してほしい運動です。

準備姿勢
丹田を意識して立つ。
腕を肩の高さで、掌を上向きにしておく。
 
それではスタート
まっすぐ前をむいて足ふみをする。
このとき、腿が床と水平より高くなるように。なるべく勢いをつけずにゆっくりおこなう。
 最初は、30回くらいを目安に。

 また、
応用編として、足ふみをしないで片足だけ連続して行う方法もおすすめ。
  「片足を水平にあげます」
  「その足を水平より高く、いーち。 元の水平位置にもどします。」
  「また水平よりも高く、にー。元の水平位置にもどします。」
     をくりかえし・・・・

上手にできない人は椅子を利用してみるとよいでしょう。
片足を椅子の上に載せ、その足を椅子から離すように。慣れてきたらじっくりあげ続けてみてください。


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